布団に移すと起きてしまう現象=”背中スイッチ”
こんにちは、Kumazonです!
抱っこをしながらじゃないと上手に眠りにつくことができない赤ちゃん。
長時間の抱っこの末、ようやく寝かすことに成功。後は布団に移すだけ…
起こさないように、そ~っと、そ~っと静かに布団に乗せ、手を離した瞬間…
「ギャーーー」っと起きてしまうこと、よくありますよね(笑)
笑いごとではないです。毎日この繰り返しで、真剣に悩んでるんですよ。
(笑)とか書いてしまい、すみません。
実は私自身もこの現象には手を焼いていたんです。
ちょっと懐かしくなってしまって。
「長時間の抱っこ → やっと寝る → 静かに布団へ → ギャー」仕方なくもう一度トライ…
「長時間の抱っこ → やっと寝る → 静かに布団へ → ギャー」仕方なくもう一度トライ…
「長時間の抱っこ → やっと寝る → 静かに布団へ → ギャー」・・・
この無限とも思えてくるようなループ、
なかなか自分自身が寝る時間を確保するのも難しい時期のお母さんお父さんには、
体力的にも精神的にも、ものすごいダメージを与えられてしまいますよね…
まるで背中に起動スイッチが付いているかのように、布団に置くと目を覚ましてしまうこの現象、
巷では「背中スイッチ」と呼ばれており、多くの方が頭を抱えている現象なのです。
我が家でもこの「背中スイッチ」と奮闘していた時期がありました。
上の子はベッドに置いておいてあげるだけで一人で寝てくれるほど、”寝るのが得意”な子だったのですが、
下の子は抱っこでしか寝られない上に”超高性能の背中スイッチ”を搭載していたようで、
一体どうやったら寝てくれるのだろうか…
と毎日頭を悩ませながら寝かしつけをしていました。
同じ親が育てても、兄弟でこれだけの差がありますので、
寝つきの良し悪しは”個性”によるところが大きいと思います。
”自分の育て方や寝かし方が悪いのかも…”
などと悲観的にならないように注意してくださいね!
しかし、ある一連のコツを掴んでからは、かなりの高確率で起こさずに布団に移せるようになりました。
今回はそのコツについて紹介させていただきたいと思います。
※勿論、どんな子にでも通用する方法ではないことは承知していますが、
少しでも寝かしつけに苦労している方のヒントになれば、という思いで記事にさせていただきます。
一般的な”背中スイッチ”へのアプローチ
私も「背中スイッチ」と日々奮闘していた時期、
みなさんと同じようにネットや本などで寝かしつけの方法を色々調べました。
まずは、その時に目にした、オーソドックスな方法を紹介していきたいと思います。
1. 赤ちゃんが深い眠りに入ってから布団に置く
まだ眠りが浅い時は、姿勢や環境の変化を敏感に感じ取って目が覚めやすいようです。
抱っこでの寝かしつけは大変ですが、5分~10分耐えて熟睡を待つと良いかもしれません。
本当に熟睡してる時って、少しゆすったり、手を握ってみたりしても起きませんよね。
起こしてしまうのが怖くて少しためらう気持ちもありますが、ちょっと手を握ってみて反応を見てみても良いと思います。(この程度で起きるなら、どうせ布団に置いても起きちゃうし。と開き直って試してみて下さい。)
2. 赤ちゃんを置くときは頭から
おしりから置く方がゆっくり頭を下せるので、赤ちゃんへの刺激が少ないように感じます。
しかし、頭を布団にそっと置いてから、背中、お尻という順で下ろす方が背中スイッチが発動しにくい、
というケースもあるようです。
先に下半身を布団にのせて安定させてしまうと、抱っこからの変化が大きく、それが刺激となってしまいます。
頭をつけた状態で、おしりやおなかを軽くトントンしながら下ろしてあげる方が、変化に気づきにくいのかもしれませんね。
3. 赤ちゃんをおくるみでくるむ
2つの効果があると思われます。
赤ちゃんは”モロー反射”という、物音などの刺激に対して両手を広げるようにビクッという仕草をすることがあります。この自分自身の動作の刺激で目を覚ましてしまうことがあるので、おくるみでくるむことで、安心感を与えるのと同時に、モロー反射の動きを緩和してあげることができます。
また、布団に置くときにおくるみごと置くことになるので、温度や感触の変化を軽減させる効果もあると思われます。
4. 布団を温めておく
冬の布団はとても冷たいです。抱っこで温かく寝ていた赤ちゃんを急に置くと、背中で温度の変化を感じ取って
起きてしまいます。湯たんぽを使用する、暖房器具の近くに布団を置く(寝かす時には離してくださいね)などの
方法で、布団を温めておいてあげましょう。
いかがでしょうか。既に見たことがある手法もありましたかね。
次項で紹介する私自身で効果を感じた手法は、
「え?それって逆効果じゃない?」と思われそうな手法も含まれているので、
まだ①~④のオーソドックスな手法で試してない方法があったら、まずはこちらを実践してみても良いかもしれません。
私なりの”背中スイッチ”への対応策
ここからは、私自身が効果があったと感じる「背中スイッチ対策」を「寝かし方」も含めて紹介していきます。
1. 音楽をかける
音がうるさくて寝れないんじゃないの?
と思う方もいるかもしれません。
しかし、YouTubeなどでも自然音やオルゴール、α波を含む音楽、などなど色々な”寝かしつけ音楽”が配信されていることからわかる通り、音楽を聴きながら寝る子って結構いるんです。
ちなみに私の子は、とあるミュージシャンの声が好きなようで、そのミュージシャンの曲を流しながら寝かしています。
元々は、私の好きな音楽をかけている時に、
あれ?このミュージシャンの曲流してる時に寝てること多いな。
もしかして好きなの?
ということに気づき、試しに寝かしつけの時に流してみたところ、まさかの効果有りでした。
自分の気も紛れますし、赤ちゃんも寝てくれるので一石二鳥です。
赤ちゃんを寝かしたいタイミングでなくても良いので、色々な音楽を聞かせてみて、
機嫌が良くなる音楽を探してみてはいかがでしょうか。
好みは人それぞれですが、アップテンポの曲は避けた方が良い気はしますw
2. 抱っこをしながら揺らす
抱っこしながら歩いてみたり、揺らしてみたり、スクワットしてみたり、いろいろな振動の与え方を試してみましたが、私の子は
■横に揺らす:足を肩幅くらいに開いて、足の位置は動かさずにゆらゆらできる範囲で
■縦の振動を加える:たまにかかとを浮かしてトンっと着地、スクワットなど
が好きなようでした。
電車でゆらゆら揺られながら、ガタゴトと心地良い振動があると、
大人も眠くなりますよね。そのイメージで。
3. 熟睡するまで待つ
オーソドックスな方法では”5~10分程度待つ”を紹介しましたが、
私の子の場合は”曲が終わるまで待ち、次の曲に切り替わっても起きない”を確認しています。
眠りが浅い時は、曲が止まったり、変わったりする変化が気になることがあります。
熟睡したかな~、と思ったら、軽く手を握る、頭をなでる、手の位置を変えてみるなど、
ちょっとした刺激を与えても起きないことを確認します。
起こしてしまうのが怖い気持ちもありますが、抱っこしている状態であれば、少し目を開けてしまってもリカバリーが効くことが多いです。
思い切って試しましょう。
4. 布団に置くときも揺らし続ける
最も重要なポイントです。
せっかく寝てくれた赤ちゃんです。起こしたくないですよね。
「少しでも刺激を与えないように、最大限の注意を払って、そ~っとそ~っと布団に下ろし、サッと手を抜く。」
ということは絶対にやってはいけません!
”今までゆらゆらと心地良く寝てたのに、急に様子が変わった”という変化を赤ちゃんに悟られないようにしましょう。
布団に置くまで、というより布団に置いてからもゆらゆらは続けましょう。
布団の上に赤ちゃんを置く歳、手は赤ちゃんと布団の間に挟んだまま残します。
その状態でもゆらゆらし続けるのです。
目的は2つあります。
・まだ抱っこしてますよ~、ってアピールすること。
・布団を手で温めること
それほど長くやる必要はありませんが、布団が冷たい内は手を抜かない方が良いでしょう。
慣れてきたら、片手を抜いていきます。
抜いたほうの手で、手を軽く握る、おなかをさする、服を直すなど、
軽いスキンシップで安心させながら、もう片方の手も抜いてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんの寝かしつけは、
「静かな環境で、刺激を与えず、寝付いたら自分は気配を消さなきゃ」
というイメージを持っている方が多いかと思います。
逆転の発想とまでは言いませんが、
「心地良い音であれば、むしろあった方が環境の変化を悟られにくい」
「スキンシップは、赤ちゃんへの”刺激”ではなく”安心感”を与えるもの」
「布団に置くときは、気配を消すことよりも、ギリギリまで近くにいる”安心感”を与えることを考える」
こんなイメージで、
あまり神経質になりすぎないような寝かしつけ方を是非お試しください。
親の不安や緊張感が伝わってしまうとも言いますしね。
この記事を読んでくれた方々が、
近い将来、
”手を離した瞬間…「ギャーーー」っと起きてしまうこと、よくありますよね”
に(笑)をつけて話せるようになっていることを、切に願っています!
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